【必読】物語執筆の背景やコンセプトは👇から

【第13話】🚄ワーホリの終章:グレートオーシャンロードと8ヶ月ぶりの恋人との再会、そして人生の決断
📍 序章:大陸横断からのシドニー帰還と、旧友たちとの日常への復帰
2003年12月13日、大陸横断という長大な旅を終えた私は、再びシドニーの地を踏みました。
「朝11時、とうとうシドニーに帰ってきた。地図など見なくても地理はわかる。でも旅が長かったせいか、あまり実感が湧かない。」
(2003年12月13日の日記より抜粋)
体は慣れた街にいるのに、心はまだ広大なアウトバックの道のりをさまよっているような、不思議な感覚。懐かしの旧友たちと再会し、シドニー時代に働いていた寿司屋の飲み会へ顔を出すなど、「いつもの場所」で過ごす時間は心の安定剤となりました。

これは好きな写真です♪
🥺 8ヶ月ぶりの恋人との感動の再会と、メルボルンへのロードトリップ
旅に区切りをつけてシドニーへ戻ってきた最大の目的、それは日本から来てくれる恋人まゆとの再会でした。
2003年12月17日、ついにその日が訪れます。
「およそ8ヶ月ぶりの再会。出会った瞬間、さまざまな記憶がよみがえった。でもなぜか少し照れくさかった。とにかく『感動』のひと言だった。」
(2003年12月17日の日記より抜粋)
長すぎた別離の期間。やっと会えた感動と、久しぶりすぎて少し照れくさい気持ち。しかし、たった1日離れただけで、すぐに以前の2人に戻ることができました。
まゆを迎え入れた私は、旅の最終目的地の一つであるメルボルンへと向かいます。
1. メルボルンでの絶景デート:グレートオーシャンロードとペンギンパレード
メルボルンでは、デートも兼ねていたので、一人では絶対に泊まることのない4つ星ホテルに滞在。最大の観光は、「グレートオーシャンロード」とフィリップ島の「ペンギンパレード」でした。
グレートオーシャンロードまでの道のりは、メルボルンから日帰りで600キロ。長時間の運転はきつかったですが、有名な「12の使徒」をはじめとする絶景や、広大な大地を疾走する経験は、オーストラリアの雄大さを体感するのにふさわしいものでした。


ペンギンパレードは夕方5時に出発し、夜中12時半に帰ってくるというプランで、海から上がってきた世界最小のフェアリーペンギンたちが、よちよちと草むらまで歩いているのが印象的でした。タイトな日程でしたが、がんばって見た甲斐のある「貴重な体験」となりました。

2. キャンベラでの口論と、帰国後の進路を決めた人生の決断
旅の終わりに差し掛かったこの時期、私たちはキャンベラで一度、深刻な口論をしてしまいます。
原因は、私が元カノと連絡を取っているという話でした。
「俺が『元カノとたまに連絡を取っている』と言ったことで口論になった。(中略)俺も腹が立ち、軽くケンカした。」
(2003年12月26日の日記より抜粋)
感情的になってしまった自分に腹が立ちましたが、それは裏を返せば、まゆの存在が自分にとってどれほど大切かを再確認する瞬間でした。この口論は、帰国後の進路を考える上での「人生の決断」に強く影響を与えることになります。
🎂 シドニーでの最高の誕生日パーティーと、空港での涙の別れ
シドニーへ戻った私たちは、私のワーホリ生活を恋人にも経験してもらおうと、旧友たちと過ごします。そして、私の誕生日を祝う盛大なパーティーを開催してもらいました。
「夜はユッキーの家で大パーティー。(中略)総勢15人以上が集まってのバースデーパーティー for Me。」
(2003年12月29日の日記より抜粋)
ケーキカットでは、まゆと二人でフラッシュをたかれまくり、まるで有名人になったような最高の気分に。多くの仲間が集まってくれたこと、そしてまゆに皆が気を遣ってくれたことが、何よりも嬉しかったのです。

しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、ついに別れの時が訪れます。
「9時45分のAirでまゆが帰るので、9時頃家を出て空港へ。涙の別れ。」
(2003年12月30日の日記より抜粋)
旅の間に改めて実感したまゆの大切さを胸に、私はオーストラリアに残りました。10日間という短い期間ながらも充実した時間は、束の間の日本を思い出すことができ、残りのオーストラリアでの生活のための活力になりました。この涙の別れは一つの区切りとなり、その後のワーホリの目的を再構築するきっかけとなりました。
➡️ Next:青春を賭けた物語は、最終盤の熱狂へ
旅の最大の目的を終え、まゆを見送った私は、次なる目的までの間、シドニーで過ごします。
次回は、長旅の緊張から解き放たれ、仲間たちと熱狂的な交流で旅の総決算を行った「最終決戦」の記録です。
- 祝祭の熱狂: 仲間たちと迎えた、ハーバーブリッジのカウントダウン花火と新年。
- 伝説のゲーム: 体力と精神力の限界を試した、「汗汁杯2004」開催。
- 最後の挑戦: 極寒の中、岩登りや9時間大ウォークを経験したタスマニア縦断ロードトリップ。
次回:【第14話】タスマニア縦断の挑戦:クレイドルマウンテンとMt. Amosの岩登りサバイバル
お読みいただきありがとうございました。
この「青春を賭けた大陸横断」の全物語は、こちらの連載全目次からお楽しみいただけます。

コメント